【新唐人2014年10月29日】雲南省徳宏(とっこう)タイ族チンプオ族自治州の盈江(えいこう)県の村で22日、村民らが地元の水資源を守ろうとして、水道水工場の建設を阻みました。24日、百人以上の警官隊が村に入り、威嚇発砲を行いました。その後1000人以上の村民に取り囲まれ、最終的には撤退しました。
24日、盈江県旧城鎮(きゅうじょうちん)東山村(とうざんそん)に、武装した警官隊およそ100人が村民の逮捕に現れました。村民に暴力を振るい、十数人が負傷。また、数発の威嚇発砲も行ったため村民の怒りを買い、1000人以上の村民が警官隊を取り囲みました。発砲した警官は車の中に隠れました。
雲南省盈江県東山村 安さん
「武装警察、特殊警察など100人はいたでしょう。全身武装して村に入り、若い人たちを捕まえに来ましたが、(仕事で)いなかったので、老人や子どもたちに署名捺印を強要しました。驚いて卒倒した老人もいます。女性たちと衝突になると、警察は発砲しました」
情報によると、地元政府は村民の同意を得ずに水道水工場の建設を決めました。村民らは水資源を守るために今月22日、工場のテントを取り外しました。その後、地元警察当局は公告を出し、24日午後6時までに自首するよう求めました。しかし、誰も自首しなかったので村に入り、村民を逮捕しようとしました。一方地元村民は、村民らは22日工事現場や車両を破壊しておらず、ただテントを取り外しただけだと主張します。政府職員に暴力を振るった事もないと話します。
雲南省盈江県東山村 安さん
「水源がこちらに流れてこないと、今後生活ができなくなります。5〜6の村の数千人が生活できなくなります。すでに1年以上闘っています。我々の立場は断固としており、絶対手を出させません」
情報によると、皆の命綱である水資源を守るため、東山村を含む複数の村の村民が何度も、水道水工場の建設を阻んでいます。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/10/29/a1149800.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/萩野 映像編集/李)